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晴れ間を

こまぎれのように
すくいとって
一枚 また 一枚 と
稲が刈られてゆく
コンバインで あっというまに きえてしまう
鎌で ひとかぶ ひとかぶ 人の手で刈り取っていたころ
なんど 手を切ったことか
左手の小指にのこる傷は
数センチの長さ
左手でぎゅっとにぎった稲のかぶを
切ったつもりが 小指にかかってたらしく
みごとに ななめに ざっくり・・・
ああ 失礼した そんな なまなましい傷のはなしなど
こどものころの 傷は のこるものだ 心にも











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by hajimenoippo_1 | 2013-10-11 22:27 | 雑記
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