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外に干した洗濯物が

ゆっくりと
静かにゆれるほどの
それくらいの風がいい
と思える
休日にそれをながめるのが
とても好きだ
その時間が好きでならない

むこうを電車が通り
近くの電信柱に
カラスがとまる
そのあたりまえの風景を
ぼんやりとながめている
たぶんそのときのわたしは
ぼーっとしていて
気持ちがゆっくりと
透明になっているような気がする

たぶん
そんな気がする
窓から射し込んでくる光が
透けてしまうほどに
存在感もないほどに

ほら
みえなくなった
by hajimenoippo_1 | 2010-01-24 21:17 | 雑記
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